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ドル110円後半、下げ止まる

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[東京 16日 ロイター] – 午後3時の ドル/円は、 前日ニューヨーク市場の 午後5時時点から小幅高の 110円後半。 海外市場で株安を背景に進んだ円高は一服となり、 ドル/円も下げ止まったが、 買い戻しが活
[東京 16日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の110円後半。海外市場で株安を背景に進んだ円高は一服となり、ドル/円も下げ止まったが、買い戻しが活発化するには至らなかった。
海外市場で111円台から110.43円まで売られたドルは、小幅に切り返した110.70円付近でアジア時間の取引が本格化。もみあいが続いた後、午前の取引で110.93円まで一時切り返した。
買い戻しのきっかけとなったのは中国商務省の発表。米国の招待を受け、王受文商務次官が率いる代表団が8月下旬に米国を訪問し、マルパス米財務次官(国際問題担当)と通商問題を協議するという。商務省は声明で、中国はいかなる一方的な通商措置も認めないが、対話は歓迎すると表明した。
市場では「交渉はそれほどハイレベルなものではないが、両国関係が一段と緊張するリスクは低下する」(外銀)との声が出ていた。
しかし、米中交渉の進展を期待した買いは長続きせず、ドルはその後もみあいへ転じた。一時300円安だった日経平均もプラス圏へ転じたが、すぐマイナス圏へ反落した。
前日に124円後半と5月後半以来、2カ月半ぶり安値を付けたユーロ/円も同様の値動き。中国の発表を受けて125円前半から126円前半へ切り返したが、その後は値動きが鈍った。
<トルコリラ18円前半、あす発表予定の格付けで波乱あるか>
きょうのトルコリラ/円 は18円前半。13日に付けた最安値15円前半から切り返した水準で一進一退となった。
前日はカタールがトルコに150億ドルの投資を約束し、トルコリラの反発が後押されたが、米ホワイトハウスはトルコが身柄を拘束している米国人牧師を解放したとしても、米国の鉄鋼関税の解除にはつながらないと表明した。
市場関係者によれば、米格付け会社S&Pは17日、トルコのソブリン格付け見直しの結果を発表する予定。
FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は「通常であれば、うわさで(通貨を)売って事実で買い戻すという流れも期待できるが、トルコの場合はうわさで売り、事実でも売りとなりかねない」と指摘。ただ「現時点のトルコリラは最安値から3円ほど反発した水準にあるので、格付け発表後に最安値更新となるリスクは小さいとみている」という。ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 110.85/87 1.1389/93 126.28/32
午前9時現在 110.56/58 1.1340/44 125.39/43
NY午後5時 110.73/76 1.1343/47 125.62/66
(為替マーケットチーム)

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