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津波被害で高台移転の小学校 新校舎で始業式 宮城 東松島

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NewsHub東日本大震災の津波で被害をうけ仮設の校舎で授業を続けていた宮城県東松島市の小学校が高台に完成した新しい校舎に移り、10日、始業式が行われました。 新しい校舎で3学期の始業式が行われたのは、宮城県東松島市の宮野森小学校です。 真新しい体育館で行われた10日の始業式で、相澤日出夫校長は「たくさんの人が協力して3学期に間に合わせてくれました。6年生は残り2か月半ですが、ここにいてよかったと思えるよう頑張りましょう」とあいさつしました。 これまでの仮設の校舎は隣の地区にあり、子どもたちの多くがスクールバスで通っていましたが、10日はほぼ半数が高台の新しい校舎に歩いて登校しました。 そして、始業式のあと、子どもたちは先生の案内で新しい学校の中を見て回り、休み時間になると広くなった校庭や中庭に出て元気いっぱい走り回っていました。 6年生の女の子は「卒業まで残り短い時間ですが感謝の気持ちを忘れずに大切に校舎を使っていきたいです」と話していました。 6年生の担任の安海武英教諭は「仮設校舎でも子どもたちは順応していましたが、いろいろ不便を感じていたと思います。新しい校舎で最後にいい思い出を作れるよう、一生懸命支えていきたい」と話していました。

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