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FRB「かなり早期」の利上げ想定 議事録公開 3月の可能性も

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【ワシントン=小雲規生】 米連邦準備制度理事会(FRB)が1日に利上げ見送りを決めた連邦公開市場委員会(FOMC)で、 多くの 参加者が「かなり早期」 の 利上げを想定し…
【ワシントン=小雲規生】米連邦準備制度理事会(FRB)が1日に利上げ見送りを決めた連邦公開市場委員会(FOMC)で、多くの参加者が「かなり早期」の利上げを想定していたことが、22日発表の議事録で分かった。一部からは3月14、15日の次回FOMCでの利上げを見据えた声も出ていた。 議事録によると、FOMC参加者は米国経済で雇用や物価上昇率の改善が進んでいるとの見方で一致。多くの参加者は今後発表される経済指標でこうした傾向が変わらなければ、「かなり早期の利上げが適当になる」との見方を示した。数人の参加者は、利上げを進めておけば、経済状況が変化した場合に、利下げを含めた柔軟な対応ができるとして、3月の利上げの可能性に言及した。 また、参加者は米国経済の先行きについて、トランプ政権の経済政策が「大きな不確実性」をもたらしていると強調。減税やインフラ投資を強調するトランプ政権の財政政策が景気を過熱させるリスクがあると分析した。一方、数人の参加者はドル高のさらなる進行や海外経済の不安定さが米国経済の足を引っ張るリスクを指摘した。 イエレン議長は14日の上院での議会証言で、利上げのタイミングを待ちすぎることは「賢明ではない」と発言。3月の利上げも排除しない考えを示している。

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