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張本、心理戦にも屈せず=最年少8強「一安心」-世界卓球

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中学生の 張本が言い放った。 「ふざけるなと思った」 。 男子シングルスの 4回戦。 正確無比に打ち返す自分から動揺を誘おうと、 相手の スロバキア選手は心理戦を仕掛けてきた。 しかし、 屈することはなかった。 〔写真特集〕卓球男子 張本智和 第3ゲームは掛け声にクレームをつけ、
中学生の張本が言い放った。「ふざけるなと思った」。男子シングルスの4回戦。正確無比に打ち返す自分から動揺を誘おうと、相手のスロバキア選手は心理戦を仕掛けてきた。しかし、屈することはなかった。
〔写真特集〕卓球男子 張本智和
第3ゲームは掛け声にクレームをつけ、第4ゲームは張本が下を向いている隙にサービスを出した。技術でかなわないと悟ったのか、あらゆる手を使ってきた。 気持ちをやや揺さぶられ、そのゲームは落としたが、第5ゲームで気を取り直した。「冷静になってできた」。技術の高いフォアやバックの強打で厳しいコースを突き、試合を制した。 国際卓球連盟によると、シングルスで男女を通じて13歳でのベスト8は史上最年少記録。本人に興奮はない。「水谷(隼)さんに勝ったので、絶対に8強は入らないといけないと思った。一安心」。涼しく言った表情に、すごみすら感じさせた。(デュッセルドルフ時事)(2017/06/03-21: 46) 関連ニュース
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