Home Japan Japan — in Japanese バーバラ・ブッシュ夫人、緩和ケアに移行と発表

バーバラ・ブッシュ夫人、緩和ケアに移行と発表

307
0
SHARE

ジョージ・ H・ W・ ブッシュ元米大統領の 妻、 バーバラ・ ブッシュ氏が、 病院での 治療を止め、 家族の 元で「緩和ケア」 を受けて過ごすと発表した。
ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領の妻、バーバラ・ブッシュ氏(92)が、病院での治療を止め、家族の元で「緩和ケア」を受けて過ごすことになった。元大統領の事務所が15日、発表した。
ブッシュ元大統領の事務所が発表した声明によると、バーバラ氏はこのところの通院を通じてこの結論に至ったとしている。
バーバラ夫人はファースト・レディ時代、成人の識字率向上など積極的な活動を行った。
声明は「バーバラ・ブッシュ氏を知る人にとっては驚くことではありませんが、健康の衰えを前にしても彼女はひるみません。自分のことではなく、その変わることのない信仰のおかげで、他者の心配をしています」と説明した。
さらに、「愛する家族に囲まれ、届けられる多くの優しいメッセージ、特に寄せられる祈りにありがたく感謝しています」と付け加えた。
声明ではバーバラ氏の病状などについて明らかにしていない。
1989~93年に第41代大統領を務めた夫のブッシュ氏は現在93歳で、大統領経験者としては史上最高齢を記録している。
ブッシュ夫妻は結婚73周年を迎える。ブッシュ氏も健康を害しており、昨年は肺炎で緊急治療を受けたほか、現在はパーキンソン病を患い車椅子を使っている。
息子のジョージ・W・ブッシュ氏は2000年に大統領に就任し、43代大統領を務めた。
バーバラ氏は、夫と息子の両方が米国大統領となった唯一の女性。
(英語記事 Ailing Barbara Bush declines treatment )

Continue reading...