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前場の日経平均は続落、金融株主導で下げ幅拡大

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[東京 23日 ロイター] – 前場の 東京株式市場で、 日経平均株価は前営業日比67円80銭安の 1万9312円07銭となり、 続落した。 前日の 米ダウ は9営業日連続の 過去最高値更新
[東京 23日 ロイター] – 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比67円80銭安の1万9312円07銭となり、続落した。前日の米ダウ は9営業日連続の過去最高値更新となったが、日本株に対してはドル/円 の上値の重さが意識され、主力輸出株が軟調に推移。メガバンクなど金融株も弱含んだ。日経平均は一時100円を超す下げとなったが、前引けにかけてやや下げ幅を縮小した。 TOPIXは反落。業種別では銀行が下落率でトップ。証券がこれに続いている。半面、空運、鉱業、倉庫・運輸関連などが上昇している。午前中の東証1部売買代金は1兆円を下回った。 1月31─2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を巡り、米国株式市場では早期利上げの可能性を維持する内容との受け止めもあったが、米長期金利は低下した。 東京市場では寄り付き後に為替がドル安/円高方向に振れ、日本株の重しとなった。「3月の米利上げはないとみているが、為替相場がドル高/円安方向に行きにくい。仮に円安になれば、トランプ米大統領による(短文投稿サイトを通じた)『指先介入』への警戒感も出てくる」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)との声が出ていた。 東証1部騰落数は、値上がり764銘柄に対し、値下がりが1064銘柄、変わらずが173銘柄だった。

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