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日産が報告書を国交省に提出 無資格検査問題で

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日産自動車で無資格の 従業員が完成検査をしていた問題で、 同社の 西川広人社長は17日、 一連の 問題の 原因分析や再発防止策を記載した報告書を国土交通省に提出した。 西川社長は「この たびは大変な迷惑をかけてし
日産自動車 で無資格の従業員が完成検査をしていた問題で、同社の西川広人社長は17日、一連の問題の原因分析や再発防止策を記載した報告書を国土交通省に提出した。 国交省の奥田自動車局長(右)に報告書を手渡す日産自動車の西川社長(17日午後、東京・霞が関) 西川社長は「このたびは大変な迷惑をかけてしまい誠に申し訳ない」と陳謝。報告書を受け取った奥田哲也自動車局長は問題発覚後も不正を続けていたことなどに触れ、「誠に驚きを禁じ得ない。御社の信頼のみならず、型式指定制度を揺るがす由々しき事態で猛省してほしい」と厳しい言葉を並べて、再発防止の徹底を求めた。 報告書では長年にわたって無資格検査が行われていたとする従業員の証言を記載。原因として法令順守の意識が低かったことや、近年の生産拡大で検査人員が足りなくなり、不正に拍車がかかったことなどを指摘している。経営側が検査人員の配置状況を十分配慮していなかったことなどにも触れる。 国交省の9月中旬の日産の工場へ立ち入り検査で無資格の従業員が不正に完成検査をしていたことが発覚。同社は同29日に問題を公表し、国交省は同社へ1カ月をめどに社内調査の結果を報告するよう求めていた。

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