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iPS研の特定拠点助教、論文にねつ造や改ざん

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京都大iPS細胞研究所は22日、 同研究所に所属する山水(やまみず)康平・ 特定拠点助教(37)(幹細胞生物学)が昨年2月に米科学誌に発表したiPS細胞(人工多能性幹細胞)に関する研究論文で、 グラフ11本にねつ造や改ざんの 【科学・ IT】
京都大iPS細胞研究所は22日、同研究所に所属する 山水 ( やまみず ) 康平・特定拠点助教(37)(幹細胞生物学)が昨年2月に米科学誌に発表したiPS細胞(人工多能性幹細胞)に関する研究論文で、グラフ11本にねつ造や改ざんの不正行為があったと発表した。
山水助教は「論文の見栄えを良くしたかった」と不正を認めているという。京大はすでに科学誌の出版社に対し、論文の取り下げを申請している。
同研究所は、iPS細胞を開発した山中伸弥教授が所長を務める国内有数のiPS細胞研究拠点。同研究所での研究不正は初めてで、京大は山中所長も含めて処分を検討する。
京大によると、不正が行われたのは、脳の血管の働き特定拠点をiPS細胞を使って再現した研究。論文は米科学誌「ステム・セル・リポーツ」に掲載された。

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