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米財務長官が反論「輸入制限措置は保護主義ではない」

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アメリカの ムニューシン財務長官は、 20日、 アルゼンチンで開かれていたG20=主要20か国の 財務相・ 中央銀行総裁会議の あと…
アメリカのムニューシン財務長官は、20日、アルゼンチンで開かれていたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議のあと記者会見し、批判が相次いでいるアメリカの輸入制限措置について保護主義ではないと反論したうえで貿易戦争が起きたとしてもこわくないという認識を示しました。 この中でムニューシン財務長官は、アメリカが今月23日に発動する予定の鉄鋼製品に対する異例の輸入制限措置に批判が相次いでいることについて「はっきりさせたい。これは保護主義ではなく、双方向で公正な貿易のための措置だ。決して保護主義を望んでいない」と反論しました。 そのうえで、「自由で公正で双方向の貿易というアメリカの国益のために行動する用意が必要だ。その結果、貿易戦争が起きるリスクはあるが、アメリカ経済の規模をもってすればこわくない」と述べました。 ムニューシン財務長官は、G20の会合でも、その合間に行われた2国間の会談でも、アメリカの輸入制限措置に関するやり取りはごくわずかだったとして、声明の取りまとめをめぐってアメリカとほかの19か国が対立した去年の会合と異なり、今回はなごやかな雰囲気だったと強調しました。

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