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苫東厚真4号機と知内2号機が再稼働 北海道電

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北海道電力 は地震からの 復旧作業を進めていた苫東厚真火力発電所4号機(厚真町、 出力70万キロワット)と、 定期点検作業を終えた知内火力発電所2号機(知内町、 35万キロワット)をそれぞれ25日未明に再稼働させた。 苫東厚真火力発電所の 外観。 手前が再稼働した4号機の 建屋(20日、 北海道厚真町) ピーク時の 平均供給力は461万キロワットとなり、 地震前の 9月5日…
北海道電力 は地震からの復旧作業を進めていた苫東厚真火力発電所4号機(厚真町、出力70万キロワット)と、定期点検作業を終えた知内火力発電所2号機(知内町、35万キロワット)をそれぞれ25日未明に再稼働させた。 苫東厚真火力発電所の外観。手前が再稼働した4号機の建屋(20日、北海道厚真町) ピーク時の平均供給力は461万キロワットとなり、地震前の9月5日のピーク需要383万キロワットを大きく上回った。しかし冬に向かい寒さが厳しくなるにつれ電力需要が高まるので、供給力の積み増しを急ぐ。 北海道電は現状、北海道と本州をつなぐ緊急送電線「北本連系設備」からの供給を10万キロワットに絞り込んでいる。北本をフル稼働した場合の供給力は511万キロワットに及ぶが、2018年1月に記録した17年度の最大需要525万キロワットにはまだ足りない。 北海道電は苫東厚真2号機(60万キロワット)を10月中旬をめどに、点検中の苫小牧火力発電所(苫小牧市、25万キロワット)と子会社が運用する苫小牧共同火力発電所(同、25万キロワット)は冬までに再稼働させる方針だ。 ただそれらの火力発電所が稼働するまでに老朽火力がトラブルを起こして再び需給が逼迫する可能性もあり、北海道電は数値目標を定めない「無理のない範囲での節電」を呼びかけている。

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