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自衛隊指導のパプアニューギニア軍楽隊が演奏披露 APEC

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APEC=アジア太平洋経済協力会議の 首脳会議に合わせて日本が育成を支援したパプアニューギニアの 軍楽隊が会場入りする各国の…
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて日本が育成を支援したパプアニューギニアの軍楽隊が会場入りする各国の首脳を出迎え、これまで磨き上げてきた演奏を披露しました。 この軍楽隊は、パプアニューギニアでのAPECの開催をきっかけに創設されました。パプアニューギニアでは、学校に音楽の授業がなく、およそ40人の隊員のほとんどが楽器に触れた経験もなかったということで、日本が楽器を寄付し、陸上自衛隊が指導にあたるなど育成を支援してきました。 隊員たちはおよそ2年かけてパプアニューギニアの国歌や行進曲などを身につけ、17日夜、APECの首脳会議の開幕を迎えて、各国の首脳が次々と会場入りする中、これまで磨き上げてきた演奏を披露しました。 このうち、安倍総理大臣が到着した際には、日本の童謡の「故郷」を披露し、演奏を聞いたあと、安倍総理大臣は「すばらしかったです。感動しましたよ」と話していました。 指導にあたった陸上自衛隊の中央音楽隊の荻智博さんは、「感無量です。親の気持ちではないですが、彼らが演奏する姿を見て、涙が出てきます」と話していました。

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