北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参議院議員は11日夜、 帰国したあと記者会見し、 現地ではキム・ ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の 側近と会…
北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参議院議員は11日夜、帰国したあと記者会見し、現地ではキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の側近と会談したほか、キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長とも短時間、言葉を交わしたことを明らかにしました。 今月7日から北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参議院議員は11日夜、帰国したあと羽田空港で記者会見し、現地ではキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の側近のリ・スヨン副委員長と会談したことを改めて明らかにしました。 この中で、リ副委員長は北朝鮮の核開発について、「アメリカと国際社会が圧力をかけるかぎり、実験を続け、より高いレベルにしていく」と述べたということです。 そして、北朝鮮による拉致問題については、日朝ピョンヤン宣言に触れただけだったということです。 また、猪木氏は北朝鮮の建国記念日に開かれたレセプションで、キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長とも、短時間、言葉を交わしたことを明らかにしました。 一方、猪木氏は「自民党のある方の『できるだけ早く訪朝したい』という意向を北朝鮮側に伝え、北朝鮮側からは『前向きに検討して意向に沿うようにしたい』ということだった」と述べました。