Домой Japan Japan — in Japanese 豊洲地下水、基準79倍のベンゼン=シアンも検出、都が最終調査-移転時期に影響も:時事ドットコム

豊洲地下水、基準79倍のベンゼン=シアンも検出、都が最終調査-移転時期に影響も:時事ドットコム

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NewsHub東京都は14日、築地市場(中央区)からの移転時期の判断材料となる、豊洲市場(江東区)の地下水の最終調査結果を公表した。環境基準の最大79倍のベンゼンが検出されたほか、検出されないことが環境基準のシアンも出た。結果を受け、小池百合子知事は記者団に「想定を超える数値が出て驚いている。厳しい結果だ。専門家会議の議論を参考にしたい」と述べるにとどまったが、移転時期をめぐる判断に影響を与えそうだ。
〔写真特集〕小池百合子氏~築地を視察~
調査結果は、これまで8回の調査との変動が大きいため「暫定値」として公表。1リットル当たり0.01ミリグラムが環境基準のベンゼンについては、最大で0.79ミリグラムを検出。結果の報告を受けた専門家会議の座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長も「あまりにも今までの傾向と違う」と感想を述べた。 豊洲市場は2016年11月に開場予定だったが、同8月に就任した小池氏が、最終調査の結果が出ていないことを理由に延期を表明。築地市場の関係者は移転時期を早期に判断するよう求めている。同氏は、最終調査を踏まえ「もう少し調べようということになるかもしれない」とも語っており、早ければ今夏としていた移転可否の判断に遅れが生じる可能性もある。(2017/01/14-15:26)

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