Домой Japan Japan — in Japanese 「太平洋水爆実験」と威嚇=米大統領演説に猛反発-北朝鮮

「太平洋水爆実験」と威嚇=米大統領演説に猛反発-北朝鮮

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【ソウル、 ワシントン時事】 北朝鮮は同国の 「完全破壊」 を警告したトランプ米大統領の 国連演説に猛反発し、 太平洋上で水爆実験を実施する可能性があると威嚇した。 ただ、 実際に踏み切れば、 さらに強力な国際的制裁・ 圧力を招くだけに、 強行するかどうかは不透明だ。 〔写真特集〕
【ソウル、ワシントン時事】北朝鮮は同国の「完全破壊」を警告したトランプ米大統領の国連演説に猛反発し、太平洋上で水爆実験を実施する可能性があると威嚇した。ただ、実際に踏み切れば、さらに強力な国際的制裁・圧力を招くだけに、強行するかどうかは不透明だ。
〔写真特集〕北朝鮮の女性兵士
22日の北朝鮮国営メディアによると、金正恩朝鮮労働党委員長は21日、声明を発表し、「トランプ(大統領)が世界の面前で私と国家の存在そのものを否定して侮辱し、わが国を消し去るという最悪の『宣戦布告』をした以上、われわれも、それにふさわしい史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と表明。「妄言に対する代価を必ず支払わせる」と強調した。北朝鮮が金委員長の名義で声明を出したのは初めて。 これに関連して、李容浩外相は訪問先のニューヨークで記者団に対し「過去最大級の水爆の実験をおそらく太平洋上で行うことになるのではないか」と語った。 北朝鮮の威嚇に対し、トランプ大統領は22日、ツイッターで「金委員長は今までにないやり方で試されることになる」と警告。金委員長を「国民を飢えさせ、殺しても気にしない明らかに異常な男だ」と批判した。ただ、米政府高官はロイター通信に「ある程度深刻に受け止める必要はあるが、あまり真に受けるべきではない」と述べた。 韓国統一省報道官は22日、「北朝鮮が最高指導者(金委員長)名で声明を出したのは初めてだ」と述べ、深刻に受け止めていることを明らかにした。別の統一省当局者は太平洋上での水爆実験言及に関し、「言葉だけなのか、実際の行動に出るのか、注視しなければならない」と語った。 韓国政府系のシンクタンク、統一研究院の趙漢凡研究員は電話取材に対し、「万一やるとすれば、大陸間弾道ミサイル(ICBM)か中距離弾道ミサイルに弾頭を搭載し爆発させることになる」と指摘。「そんなことをすれば、(北朝鮮への)原油の禁輸措置が取られるのは明白だ。それだけでなく、米国による軍事攻撃の可能性も出てくる」と述べ、太平洋上での水爆実験の可能性は低いという見方を示した。 一方で、「発言しながら何ら行動を取らないと、軽く見られかねない」ため、ICBMの発射など挑発を繰り返す恐れはあると警告した。(2017/09/23-00:44) 関連ニュース
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