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大阪北部震源の地震、死者4人に…381人けが

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18日午前7時58分頃、 大阪府北部を震源とする地震があり、 大阪市、 同府高槻市など5市で震度6弱を観測した。 府内では、 崩れた塀の 下敷きになった女児を含む4人が死亡。 交通機関の 運休や断水、 停電も相次ぎ、 都市機能を直撃した。 【社会】
18日午前7時58分頃、大阪府北部を震源とする地震があり、大阪市、同府高槻市など5市で震度6弱を観測した。府内では、崩れた塀の下敷きになった女児を含む4人が死亡。交通機関の運休や断水、停電も相次ぎ、都市機能を直撃した。近畿では19日夕から雨が強まる見通しで、気象庁は土砂崩れや家屋倒壊への警戒を呼びかけている。
気象庁によると、地震の震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・1と推定される。東海や北陸も強く揺れ、震度4以上を観測したのは計10府県に上った。
18日午後8時現在、余震とみられる震度3以下の地震が17回発生しており、今後1週間程度、震度6弱程度の揺れが起きる恐れがある。同庁の松森敏幸・地震津波監視課長は午後の記者会見で「今後も屋根や外壁が崩れる可能性がある。自宅が十分な耐震設計になっていない場合はできる限り戻らず、倒壊の恐れのある建物にも近づかないでほしい」と呼びかけた。
大阪府警などによると、強い揺れで高槻市立 寿栄 ( じゅえい ) 小のブロック塀が崩れ、通学途中の同小4年三宅 璃奈 ( りな ) さん(9)が下敷きになって死亡。大阪市東淀川区の安井實さん(80)、同府茨木市の後藤 孟史 ( もとちか ) さん(85)、高槻市の80歳代の女性が塀や家具の下敷きになって死亡した。
読売新聞のまとめでは、18日午後7時現在、負傷者は大阪、兵庫、京都、滋賀、三重、奈良の各府県で計381人。総務省消防庁によると、大阪市と高槻市、兵庫県尼崎市で計7件の火災が発生した。大阪府内各地では避難所が開設され、午後3時30分現在、計10市町の1136人が避難している。大阪府は府内12市1町に災害救助法の適用を決めた。
山陽新幹線の全線と東海道新幹線の東京―小田原間、名古屋―新大阪間は最大7時間にわたり運転を見合わせた。 JR在来線と、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)や阪急、阪神など私鉄各社も一時、全線で運休した。午後9時30分現在もJR大阪環状線や阪急京都線の一部などで運転を見合わせており、多くの人が徒歩で帰路についた。
大阪(伊丹)空港では午後6時現在、82便が欠航。関西空港でも一部で運航に遅れが出た。
大阪ガスは大阪府内11万1951軒でガスの供給を停止。復旧には最長で30日までかかるという。関西電力によると、大阪府と兵庫県の計9市で最大17万3060軒が約3時間にわたって停電した。大阪府箕面市、高槻市などでは大規模な断水が発生、道路の冠水被害も出ている。
気象庁によると、近畿では19日夕から20日にかけ、梅雨前線の活発化に伴って雨が強まる恐れがある。20日は終日大雨となり、23日まで断続的に雨が降ると予想されている。
大阪府内で震度6弱以上を観測したのは統計が残る1923年以降で初。同庁は、南海トラフ巨大地震や95年の阪神大震災との直接の関連はないとみている。

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