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中国 国家主席の任期撤廃 習主席たたえる宣伝活動強化の姿勢

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中国では11日、 憲法が改正され、 国家主席の 任期が撤廃されて、 習近平国家主席が無期限に主席にとどまることが可能となりました…
中国では11日、憲法が改正され、国家主席の任期が撤廃されて、習近平国家主席が無期限に主席にとどまることが可能となりました。習主席に権力と権威が集中する中、中国政府は、懸念の声を抑え込み、習主席をたたえる宣伝活動を強化する姿勢を鮮明にしています。 中国の全人代=全国人民代表大会は11日、憲法の改正案を採択し、これまで2期10年と定めていた国家主席の任期の制限を撤廃し、圧倒的な権力を握る習近平国家主席が、2期目を終える2023年以降も無期限に主席にとどまることが可能になりました。 国家主席の任期は、死去するまで絶大な権力を握り続けた毛沢東が晩年、文化大革命を発動し、中国全土を混乱に陥れた反省から規定されただけに、インターネット上では反対や懸念を示す意見が書き込まれましたが、次々と削除されて、中国政府は言論統制を強めています。 11日夜の全人代の記者会見でも、外国メディアから、個人に権力が集中して政治的な混乱を招く可能性について質問が出ましたが、出席した幹部は「そのような問題は存在しない」と真っ向から否定し、幅広い国民から支持を得ていると説明していました。 一方、国営テレビは、全人代に合わせて、中国の発展や習主席の演説などを紹介する「すごいぞ、わが国」というドキュメンタリー映画を全土で公開しているほか、11日夜も特集番組で憲法改正の意義を強調していて、中国政府は、懸念の声を抑え込み、習主席をたたえる宣伝活動を強化する姿勢を鮮明にしています。

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