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「勇気や感動を」体操の内村が復興応援大使に

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NewsHub体操男子のエース内村航平選手が、東日本大震災からの復興活動を支援する復興応援大使に就任し、「被災地の皆さまに勇気や感動を与えられるよう頑張りたい」と意気込みを話しました。 内村選手は、12日午後に復興庁を訪れ、今村復興大臣から復興応援大使の委嘱状と、名刺を受け取りました。 記者会見で今村大臣は、内村選手を起用した理由について、「震災からもうすぐ7年だが、まだやることはたくさんある。内村選手には、復興に必要な『負けてたまるか』というファイトがあり、オリンピックでは奇跡的な逆転で金メダルを獲得した。また、しなやかでスピード感ある演技は、被災地に寄り添って復興を進めるイメージにふさわしいとお願いした」と説明しました。 内村選手は「2012年のロンドンオリンピックの前後に仙台を訪れたこともあって、競技をする中で『被災地のために』という思いは強かったので、引き受けた。体操の演技を通して、被災地の皆さまに勇気や感動を与えられるよう頑張りたい」と意気込みを話しました。 内村選手は、オリンピックで腰を痛めた影響で、その後の大会には出場しておらず、復帰は4月の全日本選手権からとなります。内村選手は「けがは治ってきていて練習をこなせているので、コンディションは問題ないと思う。プロとして初めての試合でどういう姿を見せるか考えて臨みたい」と意欲を見せていました。 内村選手は、今後、復興庁のポスターのモデルをつとめるほか、被災地で開かれるイベントなどへの参加を検討するということです。

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