Home Japan Japan — in Japanese メキシコ大統領「対話促進が重要」 米国務長官と会談 (写真=ロイター) :日本経済新聞

メキシコ大統領「対話促進が重要」 米国務長官と会談 (写真=ロイター) :日本経済新聞

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メキシコの ペニャニエト大統領は23日、 メキシコ訪問中の ティラーソン米国務長官、 ケリー国土安全保障長官と大統領官邸で会談した。 会談でペニャニエト氏は米国内の メキシコ人の 保護
【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのペニャニエト大統領は23日、メキシコ訪問中のティラーソン米国務長官、ケリー国土安全保障長官と大統領官邸で会談した。会談でペニャニエト氏は米国内のメキシコ人の保護と人権尊重が最優先事項だと強調。その上で両氏の訪問はトランプ米政権が両国発展のため、建設的な関係作りを望んでいることを証明していると評価した。 23日、メキシコシティで共同記者会見するビデガライ外相(右)とティラーソン米国務長官=ロイター ペニャニエト氏がトランプ政権の閣僚と会談するのは初めて。大統領府の発表によると、ペニャニエト氏は会談は両国の対話促進にとって非常に重要だとし、両国の主権を尊重しながら、メキシコの利益のために移民や安全保障、通商などを総合的に交渉したいとの意向を示した。会談にはビデガライ外相、オソリオ内相らも同席した。 両国閣僚の会談後に記者会見したビデガライ氏は、メキシコが中米諸国などから米国を目指す不法移民の通り道になっていると指摘。「事実としてメキシコ人の間に懸念といら立ちがある」と、米国の不法移民取り締まり強化の方針に強い不快感を示した。 ビデガライ氏は今後数カ月の間にメキシコに次いで米国への不法移民が多いグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの中米3カ国を交え、不法移民問題を話し合う場を設けることで合意したことを明らかにした。 23日の記者会見後に握手するビデガライ外相(右)とティラーソン米国務長官=ロイター 会談に出席したオソリオ内相は記者会見で、米国の新たに発表された不法移民の取り締まり強化に言及。「人権に配慮した、秩序ある送還の仕組みを維持すべきだ」と、大量の不法移民の強制送還や、国籍を問わずメキシコへ送還する方針に強い懸念を表明した。 一方、ティラーソン氏はメキシコからの麻薬や米国からの違法な武器の流れを食い止めるための対応策が必要と強調し、両国の協力関係の強化を訴えた。会談に同席したケリー国土安全保障長官は、メキシコが懸念する不法移民の大量の強制送還はないと明言。不法移民の取り締まりに軍を出すこともないと話した。 ビデガライ氏は「(合意へは)長い道のりになるだろうが、正しい方向に向けて両国は歩み始めた」と話し、今後の交渉進展に期待をみせた。 ティラーソン氏とケリー氏は外務省での会見後、大統領官邸に移動してペニャニエト氏と会談。地元メディアによると、会談は約40分にわたって実施されたとみられる。ペニャニエト氏がトランプ政権の閣僚と会談するのは初めて。

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