札幌冬季アジア大会は２４日、 フィギュアスケート男子シングルの ショートプログラム（ＳＰ）があった。 宇野昌磨（中京大）は９２・ ４３点の ２位発進だった。 冒頭の ４回転フリップは決めた。 だが、 二つ目の ４回転…
札幌冬季アジア大会は２４日、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラム（ＳＰ）があった。宇野昌磨（中京大）は９２・４３点の２位発進だった。
冒頭の４回転フリップは決めた。だが、二つ目の４回転トーループで手をつき、３回転トーループにつなげる連続ジャンプにできなかった。四大陸選手権から連戦となり、前日の公式練習から不安定だった課題のジャンプで失敗。「不安がそのまま演技に出た。何とかまとめたけど、こんな演技で自分をほめたくない」と厳しかった。
それでも、ミスを持ち前の表現力でカバーした。スピンやステップでは最高のレベル４を獲得。首位の金博洋（中国）とは０・４３点差だ。「ミスを引きずらず、ミスさえも挽回（ばんかい）するようなフリーを滑りたい」。逆転優勝へ向け、中１日で修正できるか。
