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韓国:潘氏「政治家の利己的な態度に失望」大統領選不出馬

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NewsHub【ソウル大貫智子】次期韓国大統領選出馬に強い意欲を示していた潘基文(バン・キムン)前国連事務総長は1日、緊急の記者会見を開き「私が主導し、政治交代と国家統合を成し遂げようとした純粋な気持ちを取り下げる」と述べ、出馬を断念する考えを明らかにした。
昨年末に事務総長を退任した潘氏は保守系唯一の有力候補で、与党セヌリ党や、セヌリ党離党者らが結成した「正しい政党」などと連携して出馬する可能性が高いと見られていた。年内に行われる大統領選は野党有利が鮮明となった。
潘氏は会見で「人格殺害に近い攻撃やさまざまなうそのニュースによって、政治交代させるという(大義)名分を見失った」と主張。また、「一部の政治家の旧態依然で利己的な態度に強く失望し、この人たちと一緒に歩むことは無意味だと判断した」と立候補見送りの理由を説明した。
潘氏を巡っては、国連事務総長就任前後に実業家から23万ドル(約2600万円)を受け取ったという疑惑など、退任後に金銭スキャンダルが続出。2015年の慰安婦問題に関する日韓両政府合意後に歓迎の意を表していたことも非難を浴びていた。一時はトップだった支持率は帰国後に落ち込む一方で、現在は2位だった。

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