大相撲春場所は３日目、 新横綱の 稀勢の 里は平幕の 貴ノ岩に押し出しで勝ち３連勝としましたが、 先輩の ３横綱の うち日馬富士は平幕の 蒼国来に敗れ、 ２敗…
大相撲春場所は３日目、新横綱の稀勢の里は平幕の貴ノ岩に押し出しで勝ち３連勝としましたが、先輩の３横綱のうち日馬富士は平幕の蒼国来に敗れ、２敗目を喫しました。 中入り後の主な勝敗です。 玉鷲に御嶽海は、御嶽海が上手出し投げ。 琴奨菊に高安は、高安が下手投げで３連勝。 高安は「しっかり淡々とできている。ここ数場所の中でいちばんいい。ひとつひとつ大事な相撲が続くから全力で取っていきたい」と話していました。一方、琴奨菊は「攻めている相撲だから落ち込むことはない。切り替えて、あすは勝つ」と話していました。 松鳳山に大関・照ノ富士は、照ノ富士が押し倒し。 大関・豪栄道に正代は、正代がすくい投げで２勝目を挙げました。豪栄道は２敗目です。 豪栄道は「立ち合いは悪くないんだけど」と悔しそうに話していました。 一方、正代は「土俵際でなんとかしようと思っていた」と振り返ったあと、「初日から体が動いている。あごが上がらなくなった。不思議ですね」と話し、横綱・白鵬と豪栄道を破っての２勝に充実感を漂わせていました。 勢に横綱・鶴竜は、鶴竜が寄り切りで３連勝。 鶴竜は「体がよく反応している。慌てることがなかった」と落ち着いて振り返っていました。 横綱・白鵬に豪風は、白鵬が寄り切りで２勝目。 白鵬は、白星先行で気が楽になったのではと聞かれ、「きょうより、あす、みたいな感じですね」と淡々と話していました。 貴ノ岩に横綱・稀勢の里は、稀勢の里が押し出しで勝ち３連勝としました。 稀勢の里は動き回る相手を腰を落として休まず攻め続けて勝負を決め、「いいんじゃないですか」と淡々と話していました。 一方、貴ノ岩は稀勢の里について、「力は強かったし、落ち着いていた」と悔しそうに振り返っていました。 横綱・日馬富士に蒼国来は、蒼国来がはたき込みで勝ち、初めての金星を挙げました。日馬富士は２敗目です。日馬富士は左のど輪で前に出ていったん引いてから再び押しましたが、蒼国来の引きについていけませんでした。 日馬富士は「足がついてこなかった、出なかった。あすから切り替えて頑張ります」と何度も首をひねりながら話していました。 一方、蒼国来は３３歳での初金星について、「うれしい。結びの一番で取ってみたい気持ちが強かったので」と笑顔でした。
