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米、シリア攻撃:ロシアが安全保障会議「攻撃は侵略行為」

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【モスクワ杉尾直哉、 ワシントン高本耕太、 カイロ篠田航一、 ニューヨーク國枝すみれ】 米軍が6日実施したシリア西部の シャイラット空軍基地に対する巡航ミサイル攻撃を受け、 アサド政権の 後ろ盾であるロシアの プーチン大統領は7日、 主要閣僚らを集めて安全保障会議を開き、 「攻撃は国際法に違反した侵略行為」 と結論づけた。 ペスコフ露大統領報道官が明らかにした。 露外務省は、 シリアでの 偶発的衝突を避ける米露軍の 連絡体制停止を明言。 今回の 攻撃を協議するため、 国連安全保障理事会の 緊急会合開催を求める考えを示した。
【モスクワ杉尾直哉、ワシントン高本耕太、カイロ篠田航一、ニューヨーク國枝すみれ】米軍が6日実施したシリア西部のシャイラット空軍基地に対する巡航ミサイル攻撃を受け、アサド政権の後ろ盾であるロシアのプーチン大統領は7日、主要閣僚らを集めて安全保障会議を開き、「攻撃は国際法に違反した侵略行為」と結論づけた。ペスコフ露大統領報道官が明らかにした。露外務省は、シリアでの偶発的衝突を避ける米露軍の連絡体制停止を明言。今回の攻撃を協議するため、国連安全保障理事会の緊急会合開催を求める考えを示した。
安保理緊急会合は7日午前(日本時間8日未明)に始まり、冒頭、フェルトマン国連事務次長がシリア情勢の現状を説明し、化学兵器の使用を非難するとともに、シリア和平交渉の推進を呼びかけた。米露も発言が予定されており、激しい非難合戦が展開されるのは必至だ。
米軍の攻撃はシリア大統領府も「無法で無責任な行為」だと批判。シリア軍や国営メディアによると、基地で兵士6人が死亡し、周辺で子ども4人を含む市民9人が犠牲になった。
ロシア国防省によると、基地に駐機していたシリアの戦闘機6機とレーダー施設も破壊された。一方、発射された米ミサイルのうち基地に達したのは23発だといい、同省は「攻撃の精度は低い」と主張した。
アントニオ・グテレス国連事務総長は7日、報復攻撃などによる事態悪化に対する懸念を示した。
トランプ米大統領は6日夜、米中首脳会談のため訪問中の米南部フロリダ州で声明を発表した。シリア北部イドリブ県ハンシャイフンでアサド政権が4日に化学兵器を使い自国民を空爆したと断定。シャイラット基地が空爆機の発進地だとして攻撃を命じたと述べた。アサド政権が化学兵器禁止条約を破り安保理も無視したと批判し、「化学兵器の使用と拡散の阻止は米国の安全保障上の利益だ」と述べ攻撃の必要性を強調した。
米国防総省によると、東地中海の米駆逐艦2隻が「トマホーク」ミサイル計59発を発射した。米国はシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)を空爆しているが、政権軍への攻撃はシリア内戦開始後、初めて。
米軍はIS掃討のための連絡体制を通じてロシア軍に攻撃を通知し、標的としなかった。ただ、ティラーソン米国務長官は6日、「プーチン露大統領と事前調整はせず、承認も求めていない。米国単独の行動だ」と述べた。ティラーソン氏は12日に訪露し、ラブロフ外相らと会談する予定だがロシア側の反発は確実だ。
一方、在英民間団体のシリア人権観測所によると、ハンシャイフンでは、米軍攻撃の後の7日朝、所属不明機による空爆があったという。

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