自民党の 神田憲次衆院議員(比例東海ブロック)について、 地元の 党愛知5区支部の 地方議員が支部長(次期衆院選の 公認)差し替えを求める「嘆願書」 を党本部に提出することが分かった。 5区の 党所属愛知県議と名古…
自民党の神田憲次衆院議員(比例東海ブロック)について、地元の党愛知5区支部の地方議員が支部長(次期衆院選の公認)差し替えを求める「嘆願書」を党本部に提出することが分かった。5区の党所属愛知県議と名古屋市議7人全員が署名し、19日に古屋圭司選対委員長らに手渡す予定という。
嘆願書は「地方と国政をつなぐ代議士としての役割を果たす努力が見られない」として神田氏の支部長差し替えを求める内容。神田氏の地元活動への不満が背景にあるとみられる。地元議員の一人は「神田氏は地元での活動をほとんどしておらず、このままでは選挙を戦えない」と話す。
支部長差し替えの要望は、昨年5月にも地元議員7人が愛知県連を通して党本部に提出したという。だが党本部から返答がなかったといい、今回は党本部へ「直訴」することにした。
神田氏は現在2期目。2012年衆院選の愛知5区で初当選し、14年衆院選では民主党(当時)の赤松広隆氏に敗れて比例復活した。
神田氏をめぐっては今年1月、党5区支部の2015年分の政治資金収支報告書に、14年11月に辞めた元政策秘書が会計責任者と記載されていた問題が発覚。「嘆願書」は「地元への説明も一切なく、神田氏への疑念を深めている」と批判している。(佐藤英彬)
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