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開発進む鉄道沿線 インフラ投資、中国経済の原動力に

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17日発表された中国の 1~3月期の 国内総生産(GDP)の 実質成長率は、 前年同期に比べて6・ 9%増え、 政府の 年間目標(6・ 5%前後)を大きく上回った。 過熱気味の 不動産投資に加え、 政府が主導する鉄道や道…
17日発表された中国の1~3月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は、前年同期に比べて6・9%増え、政府の年間目標(6・5%前後)を大きく上回った。過熱気味の不動産投資に加え、政府が主導する鉄道や道路といったインフラへの投資が、中国経済の原動力として存在感を高めている。 北京市中心部から北西へ2時間。万里の長城で有名な八達嶺を越え、河北省張家口市に入ると「官庁」と呼ばれるダム湖が広がる。湖畔の道を砂ぼこりを立てて建設機械が行き来する。湖面にはコンクリートの橋脚がずらり。湖を渡る高速鉄道の橋を建設中だ。 張家口は2022年の北京冬季五輪の会場になる。観客の輸送手段として北京―張家口間の高速鉄道「京張城際鉄路」をつくることになり、19年末の開通をめざして工事が急ピッチで進む。「素晴らしく盛大なオリンピックに」。スローガンを掲げた看板が沿道に並ぶ。 「高速鉄道が通れば沿線は発展する」と言われる中国。沿線ではすでに開発が始まる。湖の南東にある町・東花園からは、建築中の高層マンションが畑の中ににょきっと立つのが見える。東花園に住む運転手の封偉さん(46)は「不動産価格は急上昇だ。高速鉄道が通れば、大きな経済効果があるだろう」とほくほく顔だ。 1~3月期のGDPは、こうし…

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