Home Japan Japan — in Japanese 米4月雇用者数、21.1万人増に急加速、失業率10年ぶり低水準

米4月雇用者数、21.1万人増に急加速、失業率10年ぶり低水準

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米労働省が発表した4月の 米雇用統計では、 非農業部門雇用者数が21万1000人増加し、 伸びは市場予想の 18万5000人増を上回るとともに、 前月の 7万9000人増から大幅に加速した。 失業率も約10年ぶりの 水準となる4.4%に低下、 労働市場の 引き締まりがあらためて浮き彫りとなった。 賃金の 伸びはやや伸び悩んだも
[ 5日 ロイター] – 米労働省が発表した4月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が21万1000人増加し、伸びは市場予想の18万5000人増を上回るとともに、前月の7万9000人増から大幅に加速した。 失業率も約10年ぶりの水準となる4.4%に低下、労働市場の引き締まりがあらためて浮き彫りとなった。賃金の伸びはやや伸び悩んだものの、米連邦準備理事会(FRB)による来月の利上げを後押ししそうだ。 雇用はほぼ全般的に伸びたが、とりわけレジャー・接客、専門職、ヘルスケア・社会補助などの業種が全体を押し上げた。 失業率は4.5%から4.4%に0.1%ポイント低下し、2007年5月以来の低水準を記録した。これは就業者数の増加と労働人口の減少の両方を反映している。 労働参加率は11カ月ぶりの高水準だった前月の63%から62.9%に低下した。 時間当たり賃金は前月比0.07ドル(0.3%)増だった。日数のゆがみが一因とみられている。前年同月比では2.5%増にとどまり、2016年8月以来の低水準となった。 PNCファイナンシャルの首席エコノミスト、ガス・フォーシャー氏は「堅調なペースで雇用拡大が続く中、米経済の成長も年内を通じて継続する見込みだ。 FRBは米経済が最大雇用に近づくのに伴い、6月に利上げするだろう」と話す。 FRBは今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、第1・四半期の景気減速は「一時的」な公算が大きく、緩やかな景気拡大が今後も続くとして、先行きに楽観的な見方を示した。雇用が再び大きく伸びたことは、FRBの主張を裏付ける一助になりそうだ。 失業率も約10年ぶりの水準となる4.4%に低下、労働市場の引き締まりがあらためて浮き彫りとなった。賃金の伸びはやや伸び悩んだものの、米連邦準備理事会(FRB)による来月の利上げを後押ししそうだ。 雇用はほぼ全般的に伸びたが、とりわけレジャー・接客、専門職、ヘルスケア・社会補助などの業種が全体を押し上げた。 失業率は4.5%から4.4%に0.1%ポイント低下し、2007年5月以来の低水準を記録した。これは就業者数の増加と労働人口の減少の両方を反映している。 労働参加率は11カ月ぶりの高水準だった前月の63%から62.9%に低下した。 時間当たり賃金は前月比0.07ドル(0.3%)増だった。日数のゆがみが一因とみられている。前年同月比では2.5%増にとどまり、2016年8月以来の低水準となった。 PNCファイナンシャルの首席エコノミスト、ガス・フォーシャー氏は「堅調なペースで雇用拡大が続く中、米経済の成長も年内を通じて継続する見込みだ。 FRBは米経済が最大雇用に近づくのに伴い、6月に利上げするだろう」と話す。 FRBは今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、第1・四半期の景気減速は「一時的」な公算が大きく、緩やかな景気拡大が今後も続くとして、先行きに楽観的な見方を示した。雇用が再び大きく伸びたことは、FRBの主張を裏付ける一助になりそうだ。

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