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劉暁波氏の病状悪化=中国の民主派作家、病院が発表

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【北京時事】 中国の 民主派作家・ 劉暁波氏が入院する中国医科大学付属第1病院は6日、 「劉氏の 肝機能が悪化している」 と発表した。 腹水がたまっているほか、 左脚の 静脈に血栓が形成されている疑いがあるという。 劉氏は獄中にいながら2010年にノーベル平和賞を受賞したもの の
【北京時事】中国の民主派作家・劉暁波氏が入院する中国医科大学付属第1病院は6日、「劉氏の肝機能が悪化している」と発表した。腹水がたまっているほか、左脚の静脈に血栓が形成されている疑いがあるという。劉氏は獄中にいながら2010年にノーベル平和賞を受賞したものの、末期がんと最近診断された。 発表によると、劉氏は、肝障害により増加する色素ビリルビンの数値が上がっている。治療は、北京協和病院の毛一雷教授をトップとする医療チームが当たっている。 毛教授らは、病状の変化に伴い、医療方針を修正。家族に病状を告知し、家族は「理解」を示しているとされる。 毛教授はスウェーデンで博士号を取得した。劉氏の病状を発表し、海外経験の長い医師が劉氏の治療に当たっていることを強調することで、劉氏の出国を認めない当局に対する批判をかわそうとする意図がありそうだ。 香港メディアは、劉氏の友人の話として、病院が家族に24時間態勢で待機するよう求めたと伝えた。劉氏の病状の悪化により薬の投与が停止されたという情報もある。これに対して病院は、劉氏の家族が書いたという手書きの声明を発表。声明は「投薬停止ではなく、病状が重くなり医師が薬を調整した。家族も同意している」と説明している。(2017/07/07-00: 26) 関連ニュース
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