8日午後、 メキシコ沖で発生したマグニチュード8.2の 大きな地震について、 気象庁は、 9日未明の 時点でメキシコと日本の 間にあるハワイで観測された…
8日午後、メキシコ沖で発生したマグニチュード8.2の大きな地震について、気象庁は、9日未明の時点でメキシコと日本の間にあるハワイで観測された津波の高さが当初の予測の範囲内だとして、「日本の沿岸に津波注意報を出す状況にはない」と発表しました。 ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の8日午後1時49分ごろ、メキシコのチアパス州沖の太平洋を震源とするマグニチュード8.2の大きな地震があり、メキシコの沿岸の各地で津波を観測しました。 この地震について、気象庁がメキシコ沿岸の津波の観測データなどをもとに日本への影響を分析した結果、8日夕方、「日本の沿岸では多少の潮位の変化があるかもしれないが、津波の被害の心配はない」と発表しました。 その後も監視を続けた結果、9日未明の時点で、メキシコと日本の間にあるハワイで観測された津波の高さが20センチ未満で当初の予測の範囲内だとして、気象庁は「日本の沿岸に津波注意報を出す状況にはない」と発表しました。