13年前、 茨城県美浦村で茨城大学の 女子大学生が首を絞められて殺害されているの が見つかった事件で、 逮捕されたフィリピン人の 男の DNAの 型が、 現…
13年前、茨城県美浦村で茨城大学の女子大学生が首を絞められて殺害されているのが見つかった事件で、逮捕されたフィリピン人の男のDNAの型が、現場で検出されたものと一致していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 13年前の平成16年1月、茨城県美浦村の川の河口付近で、茨城大学農学部の2年生だった原田実里さん(当時21歳)が首を絞められて殺害されているのが見つかった事件で、警察は、フィリピン人で当時土浦市に住んでいた工員のランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)を殺人などの疑いで2日、逮捕しました。 これまでの調べで、女子大学生の遺体が見つかった現場からは、複数の人物のDNAが見つかっていたことがわかっていますが、このうちの1つが容疑者のDNAの型と一致していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 また、事件の3年後に出国し、事件に関わった疑いで逮捕状を取っているフィリピン人の男2人についても、DNAの一部が現場近くから見つかった遺留品に付着していたものと一致したということです。 警察は、容疑者と女子大学生の間にどのような関係があるのか、取り調べを本格化させ、詳しいいきさつを調べることにしています。