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「解放するつもりだった」元米軍属の被告、淡々と殺意否定 沖縄女性殺害初公判

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米軍基地が集中する沖縄で、 女性暴行殺害事件の 裁判員裁判が16日、 始まった。 事件から1年半が経過し、 初めて公の 場に姿を見せた元米軍属の ケネス・ シンザト被告(33)…
米軍基地が集中する沖縄で、女性暴行殺害事件の裁判員裁判が16日、始まった。事件から1年半が経過し、初めて公の場に姿を見せた元米軍属のケネス・シンザト被告(33)は落ち着いた様子で入廷し、裁判長から認否を問われると「殺すつもりはなかった。気絶させて乱暴した後、解放するつもりだった」と淡々と殺意を否定した。 シンザト被告は白いTシャツと長ズボン姿で入廷。弁護士の席に並んで座り、右肘を机について通訳の言葉にじっと耳を澄ました。時折、傍聴席にも目を向け、検察官が起訴状を読み上げると、眉間にしわを寄せた。 米国防総省や弁護人によると、被告は2007年に米海兵隊に入隊し14年まで所属。物資調達や射撃指導に当たり、対テロ戦争への貢献で表彰されたこともあった。 事件当時は米軍嘉手納基地内のインターネット関連会社に勤め、県内の女性と結婚して幼い子もいたが、事件後に離婚した。日本語はほとんど話せず、法廷でのやりとりも通訳を介した。

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