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トランプ氏、比大統領を称賛=初会談、人権で食い違いも

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【マニラ時事】 トランプ米大統領は13日、 アジア歴訪最後の 訪問国フィリピンの 首都マニラでドゥテルテ大統領と初めて会談し、 オバマ前米政権時代に悪化した2国間関係の 改善や貿易振興などについて協議した。 トランプ氏はドゥテルテ氏とは「素晴らしい関係」 にあると称賛。 比側
【マニラ時事】トランプ米大統領は13日、アジア歴訪最後の訪問国フィリピンの首都マニラでドゥテルテ大統領と初めて会談し、オバマ前米政権時代に悪化した2国間関係の改善や貿易振興などについて協議した。トランプ氏はドゥテルテ氏とは「素晴らしい関係」にあると称賛。比側によると、会談では米比間の自由貿易協定(FTA)の可能性も話し合われた。
〔写真特集〕ドゥテルテ大統領~「フィリピンのトランプ」、トランプ氏と初会談~
トランプ氏は会談冒頭、「われわれは素晴らしい関係を築いている。これは大変な成功だ」と指摘。窓から見える曇り空に視線を移し「(天気は)悪くない。フィリピンに関して言えば、何があってもいずれ良くなる」と述べ、両国関係改善に自信を示した。 比大統領補佐官によれば、両首脳は40分余りに及んだ会談で友好関係を確認。トランプ氏は「(オバマ)前政権と違い、(トランプ政権を)友人と考えてもらっていい」と強調した。 オバマ前大統領はドゥテルテ政権が進める強硬な麻薬取り締まりを「人権侵害だ」と批判していた。比側は今回の首脳会談で、米側が比政府の麻薬対策に対し公式の立場を示さず、人権問題も提起されなかったと説明。一方、サンダース米大統領報道官はロイター通信に「麻薬対策に関する議論の中で、人権に関しても短く取り上げた」と話しており、双方の言い分には食い違いもある。 両首脳は米比間の貿易不均衡是正などについても協議。ドゥテルテ氏は、比南部マラウィ市の一部が過激派組織「イスラム国」(IS)支持勢力に占拠された際、米国が比軍の奪還作戦に協力したことへの謝意を伝えた。(2017/11/13-17:22) 関連ニュース
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