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伊勢ケ浜親方「何で、こうなったか」

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29日、 日馬富士関の 引退会見には師匠の 伊勢ケ浜親方(元横綱・ 旭富士)も同席した。 育ててきた弟子の 引退に「稽古(けいこ)で精進したの みならず、 難病救済など社会貢献にも目が届くお相撲さんだった。 残念でならない。 本当に申し訳ない」 と涙声で無念さをにじませた。
29日、日馬富士関の引退会見には師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も同席した。育ててきた弟子の引退に「稽古(けいこ)で精進したのみならず、難病救済など社会貢献にも目が届くお相撲さんだった。残念でならない。本当に申し訳ない」と涙声で無念さをにじませた。
報道で暴行問題が発覚した後、伊勢ケ浜親方は口を閉ざしてきた。日本相撲協会の対応の遅れを指摘されると、「私は筋道を通して全部やってきた」と強調。協会から11月3日に電話で事情を聴かれた直後に、被害を受けた貴ノ岩関の師匠の貴乃花親方(元横綱)に謝罪をした経緯も踏まえ「きちんとやってきた。何で、こうなったか不思議で仕方ない」と振り返った。
伊勢ケ浜親方は「とにかく稽古、稽古。どこが痛い、あそこが痛いと弱音を吐かずに頑張り続けてきた。その相撲を見てもらって喜んでもらえたのでは」と横綱をねぎらった。しかし、同じ質問が繰り返されると、横綱への質問を遮り、いら立ちを見せる場面もあった。

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