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消費者物価0.9%上昇=家計支出1.7%増-11月

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総務省が26日発表した11月の 全国消費者物価指数(CPI、 2015年=100)は、 価格変動の 大きい生鮮食品を除く総合指数が100.7となり、 前年同月比0.9%上昇した。 プラスは11カ月連続。 電気・ ガス代などが上昇し、 上げ幅は14年4月の 消費税増税の 影響を除く
総務省が26日発表した11月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が100.7となり、前年同月比0.9%上昇した。プラスは11カ月連続。電気・ガス代などが上昇し、上げ幅は14年4月の消費税増税の影響を除くと、同年10月以来、3年1カ月ぶりの大きさだった。
項目別にみると、電気代が7.3%、都市ガス代が7.5%、ガソリン代が10.5%それぞれ上昇。生鮮食品を除くビールやコメなどの食料も1.1%上昇した。 生鮮食品を含む全体の総合指数は0.6%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は0.3%上昇した。 全国の先行指標とされる12月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合で前年同月比0.8%上昇した。
一方、同時発表した11月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は27万7361円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.7%増加した。プラスは3カ月ぶり。 携帯電話の通信料や航空運賃が増えたほか、冷蔵庫など家電や外食への支出も増えた。同省は家計の消費動向に関し「持ち直してきている」(統計調査部)とみている。(2017/12/26-11:18)
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