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【中山金杯】セダブリランテスはビッグタイトルへ 戸崎はリーディング奪還へ好発進

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「第67回中山金杯」 (芝2000メートル)が6日、 中山競馬場で行われた。 ハンデ戦らしい激戦を制したの は明け4歳馬セダブリランテス(牡・ 手塚)だった。 昨夏の ラジオNIKKEI賞に続く重…
「第67回中山金杯」(芝2000メートル)が6日、中山競馬場で行われた。ハンデ戦らしい激戦を制したのは明け4歳馬セダブリランテス(牡・手塚)だった。昨夏のラジオNIKKEI賞に続く重賞2勝目となったが、初重賞Vと同じくクビ差の勝利…決して派手さはないものの、コース・条件・展開を問わずきっちり白星を手にすることこそ、非凡な競走能力・センスの証しだろう。 この日の立ち回りもほぼ完璧。落ち着いた流れの中、スッと2番手つけてリズムよく追走。「どうしても3角でエンジンのかかりが遅いから…」(手塚調教師)とペースが上がった勝負どころで一瞬手応えは悪くなったが、4角でトップギアに入ると先に抜け出した2着馬をゴール直前でキッチリ捕らえた。「状態の良さを感じていたので自信を持って乗れた。3、4角でフラつく面はあったけど、しっかり伸びたね」と戸崎圭。 これで通算5戦4勝。底を見せていない、という表現がピッタリの戦績で、18年飛躍へのジャンプ台となりそうな新春の重賞勝ちだ。今後大きな舞台が視野に入るのは確実だが、「2000メートルは良さそうだけど、ジョッキーには“もっと長い距離がいい”という感触もある。距離についてはこれから考えたい」と手塚師。中距離路線か長距離路線か、その見極めが大きなポイントとなりそうだ。 馬ばかりではない。「例年1~2月は調子が悪いので勝ててうれしい。リーディングに向けて頑張りたい」とは鞍上の戸崎圭。馬はビッグタイトルを、人は昨年逃したリーディング奪取を、人馬ともに幸先のいいスタートを切ったのは間違いない。

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