史上初めて永世7冠を達成した将棋の 羽生善治2冠(47)と2度の 7大タイトル同時制覇を果たした囲碁の 井山裕太7冠(28)に国民栄誉賞が授与されることが正式決定したことを受け、 2人が5日午後、 記者会見した。 東京都内で会見した羽生2冠は「積み重ねてきたことを棋士
史上初めて永世7冠を達成した将棋の羽生善治2冠(47)と2度の7大タイトル同時制覇を果たした囲碁の井山裕太7冠(28)に国民栄誉賞が授与されることが正式決定したことを受け、2人が5日午後、記者会見した。 東京都内で会見した羽生2冠は「積み重ねてきたことを棋士として伝えていくことができれば」と話した上で、「公式戦1400勝」を次の目標に挙げ、「一年一年息長く活躍できるよう頑張っていきたい」と述べた。
30年近くトップ棋士であり続けてきたことをマラソンに例え、「トップ集団にいることが大事。その中で切磋琢磨(せっさたくま)し、最先端のものを取り入れ、前に進んでいくことを心掛けてきた」と語った。 大阪市内で会見した井山7冠は「究極の目標は世界一。そこに近づけるよう努力したい。このタイミングで頂けたのは驚きで、今後に期待されていると思う」と話した。2月に国際棋戦の第22回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝を控えており、「注目していただける舞台になる。いい戦いをしたい」と気を引き締めた。(2018/01/05-18:09)
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