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被害に遭った陸自第12旅団は積雪地部隊

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陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の 隊員は23日午前、 30人で冬季の スキー訓練をしている最中に草津白根山の 噴火の 被害に遭った。 陸自によると、 第12旅団は降雪の 多い地域を担当する積雪地部隊の 一つで、 隊員は雪上で迅速に移動できるよう冬季はスキーの 訓練をし、 年に1回、 部内の 検定に合格する必要がある。
陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の隊員は23日午前、30人で冬季のスキー訓練をしている最中に草津白根山の噴火の被害に遭った。陸自によると、第12旅団は降雪の多い地域を担当する積雪地部隊の一つで、隊員は雪上で迅速に移動できるよう冬季はスキーの訓練をし、年に1回、部内の検定に合格する必要がある。
この日もスキー技術の向上のため、斜面での滑降や平地での滑走の訓練をしていたとみられる。噴火当時は草津国際スキー場の山頂から中腹へと向かうコースで訓練しており、死傷した8人は残りの22人とは離れた場所にいたという。
第12旅団はヘリで部隊を輸送する空中機動力を高めた部隊で、傘下の第12ヘリコプター隊はCH47大型輸送ヘリコプターが配備された全国で三つの陸自部隊の一つ。自然災害の被災地にもたびたび派遣され、2014年の御嶽山の噴火でも被災者の救助に当たった。
小野寺五典防衛相は「この部隊は山岳でさまざまな救助事案が発生した場合に対応できる訓練をしていた。この事案を重く受け止め、しっかり救助態勢が取れるように努力していきたい」と話した。【前谷宏】

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