15日東京株終値 4営業日ぶり反発、 61円高:15日の 東京株式市場は、 12日より61円06銭高い、 2万3,714円88銭で取引を終えた。 …
15日の東京株式市場は、12日より61円06銭高い、2万3,714円88銭で取引を終えた。 15日の取引について、丸三証券・服部 誠氏の解説です。 週明けの東京市場で、日経平均株価は、4営業日ぶりに反発となった。 先週末の米国市場で、主要な株価指数が、そろって最高値を更新したことを好感し、寄りつきは174円高と、高く始まった。 ただ、その後は、外国為替市場で、円相場が1ドル110円台後半と、およそ4カ月ぶりの高値をつけたことが嫌気され、輸出関連株の一角が、上値を抑える形となっている。 一方で、米国の長期金利上昇を受け、メガバンクや証券、保険といった金融株が買われたほか、資源価格の上昇を好感し、大手商社株なども、そろって昨年来高値を更新した。 先週末に発表された、2018年1月第1週の投資部門別の売買動向によると、海外投資家が、日本株を大幅に買い越していたことが判明している。 今後もこの流れが継続するかどうかが、日本株上昇の鍵をにぎるとみられる。