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「奈緒の金は私の金」亡き住吉さん言葉に涙

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信州大の 同級生でソチ五輪に出場、 1月に死去 【平昌・ 岩壁峻】 平昌冬季五輪の スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が、 レースから一夜明けた19日に当地で行った記者会見で、 2014年ソチ五輪にともに出場し今年1月に死去した住吉都さん(享年30)への 思いを語り「本人の 前で報告できないの は残念」 と声を震わせた。
【平昌・岩壁峻】平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が、レースから一夜明けた19日に当地で行った記者会見で、2014年ソチ五輪にともに出場し今年1月に死去した住吉都さん(享年30)への思いを語り「本人の前で報告できないのは残念」と声を震わせた。
住吉さんと小平は信州大の同級生で、ソチ五輪には同じ短距離種目の代表として出場。住吉さんは平昌五輪の代表も目指していたがかなわず、1月20日に長野市内の自宅で亡くなった。
小平は住吉さんと最後の別れをしてから、1月24日の日本選手団結団式に主将として臨み、そして平昌五輪で戦った。その間は「彼女のことは何度も思い出すことが多くて、常に頭に浮かんだ。それでもレースに集中しなければと思っていた」という。悲しみと動揺を抑え、1000メートルの銀を含めて二つのメダルを手にした。
小平は関係者を通じて「奈緒が金メダルを取ったら、私も金を取ったのと同じ」という生前の住吉さんの言葉を聞かされた。亡き友人の「願い」を実現し、また涙を浮かべた。

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