Home Japan Japan — in Japanese 主将豪打が攻撃の合図に 日大三、初戦突破

主将豪打が攻撃の合図に 日大三、初戦突破

73
0
SHARE

○日大三(東京)5-0由利工(秋田)●(1回戦・ 24日) 主将の 豪打が、 攻撃の 合図になった。 四回、 日大三の 3番・ 日置が今大会第1号となるアーチを放った。 先頭打者で打席へ。 2球目の 高めに浮いたスライダーに一瞬、 体の 動きを止めて引きつけてから、 こん身の フルスイング。 打球は左翼席に飛び込んだ。 三回
○日大三(東京)5-0由利工(秋田)●(1回戦・24日)
主将の豪打が、攻撃の合図になった。四回、日大三の3番・日置が今大会第1号となるアーチを放った。
先頭打者で打席へ。2球目の高めに浮いたスライダーに一瞬、体の動きを止めて引きつけてから、こん身のフルスイング。打球は左翼席に飛び込んだ。三回まで1安打と停滞していた打線がこれを機に目覚め、1死後に中村、飯村の連打などで1点を加えた。
初球も高めのスライダーだったが、ボール球に手を出さず、見極めができていた。チームは由利工・佐藤亜対策として高めの直球に対するストライクとボールの見極めを練習してきたが、日置はそれを変化球に対しても応用したのだ。
冷静な対応力は経験者ゆえだろう。現チームで唯一、昨年のセンバツに先発出場。小倉監督は「何打数何安打ではなく、『全部打ってくれ』と言っている。打ってくれなきゃ困る」と試合前から大きな期待をかけていた。
前回大会は6番打者で4打数無安打に終わり、チームも履正社(大阪)に逆転負けをした。「悔しい思いはある」と雪辱を誓って臨んだ甲子園。今年のチームは例年よりも打線のスケールが小さいと言われているが、この主将の打撃を見れば、「強打の三高」は健在だ。【安田光高】

Continue reading...