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女性市長 土俵の下から訴え「男女同じ扱いを」兵庫 宝塚

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兵庫県宝塚市で行われた大相撲の 春巡業で、 宝塚市の 女性の 市長が、 伝統への 配慮を理由に土俵の 上に立つことを断られたことから6…
兵庫県宝塚市で行われた大相撲の春巡業で、宝塚市の女性の市長が、伝統への配慮を理由に土俵の上に立つことを断られたことから6日、土俵の下であいさつし、「伝統も大事だが、変革する勇気も大事で、男女とも同じ扱いにしてほしい」と訴えました。 宝塚市の中川智子市長は、京都府舞鶴市の市長が倒れたニュースを見て、男性の市長は土俵に上がっていることを知り、日本相撲協会側に宝塚市内で行われる春巡業で「ほかの市長と同じように土俵の上であいさつしたい」と申し入れました。しかし、協会側から「伝統に配慮してほしい」と断られたことから6日、中川市長は土俵の下であいさつしました。 この中で中川市長は、集まった住民などに歓迎する意向を伝えたうえで、「男性ではなく女性だから土俵の上であいさつができず、悔しい。今後、女性が総理大臣になるかもしれないが、それでも女性は土俵に上がってはいけないのか。伝統は大事だが、変革する勇気も大事であり、相撲協会の方をはじめみんなでよく考えてほしい」と訴えました。 このあと、中川市長は記者団に対し「土俵の上でも下でもいいが、男女とも同じ扱いにするよう近く相撲協会に申し入れをしたい」と述べました。

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