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小林代表幹事、政府に改めて苦言呈す

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経済同友会の 小林喜光代表幹事は10日の 記者会見で、 学校法人「森友学園」 の 国有地売却問題や同「加計学園」 の 獣医学部新設計画に関する記録文書を巡る報道など相次ぐ不祥事について「国民の 疑念はなかなか晴れない。 国家の ガバナンス(統治)がもう一回見直されてしかるべきだと思う」 と政府に対して改めて苦言を呈した
経済同友会の小林喜光代表幹事は10日の記者会見で、学校法人「森友学園」の国有地売却問題や同「加計学園」の獣医学部新設計画に関する記録文書を巡る報道など相次ぐ不祥事について「国民の疑念はなかなか晴れない。国家のガバナンス(統治)がもう一回見直されてしかるべきだと思う」と政府に対して改めて苦言を呈した。
小林氏は「(官邸の)1強で忖度(そんたく)が増えているのは明らかだろうし、人事を握られていることで官僚がセンシティブ(敏感)になっているのは事実だろう」と指摘。その上で情報公開や公平な調査を進めるための仕組みとして立法府に第三者機関を設け、チェック機能を強化すべきだとした。
また、省庁のあり方について「官邸で横串を刺すようにはなっているが、まだ縦の社会なのでこれも全部見直していくのは必然だ」とし、再編の必要性にも言及した。【横山三加子】

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