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原子力空母の米兵、麻薬密輸の疑い 書類送検へ

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横須賀基地配備の 「ロナルド・ レーガン」 乗組員
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)配備の原子力空母ロナルド・レーガン乗組員の米兵の男(24)が麻薬を密輸したとして、神奈川県警は14日にも、麻薬及び向精神薬取締法違反(輸入)の疑いで男を書類送検する方針を固めた。米海軍も基地内で薬物が広がっている疑いがあるとして捜査、県警は男が調達役だったとみている。
捜査関係者によると、男は昨年12月と今年1月の2回、麻薬2種類計約18グラムをカナダから国際郵便で成田空港に到着させ、輸入した疑いが持たれている。任意の調べに対し、黙秘しているという。
郵便は横須賀基地外にある男宅宛てだったが、横浜税関が検査で麻薬を発見し押収した。男宅からはこれとは別に、麻薬や危険ドラッグとみられるものが見つかっており、県警は鑑定の上、追送検する方針。
米海軍も男を調べており、横須賀基地内で監視下に置いている。男宅を捜索し、薬物とみられるものや携帯電話、パソコンを押収。県警と情報や資料をやり取りしてきた。こうしたことから県警は、男が逃走や証拠隠滅を図る恐れは低く、逮捕の必要性はないと判断した。
(朝日新聞デジタル 2018年05月14日 07時05分)

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