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米朝首脳会談後初の日米防衛相会談

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米朝首脳会談後、 初めてとなる日米防衛相会談が行われました。 北朝鮮が、 核・ ミサイルの 完全な廃棄に向けて具体的な行動をとるよ…
米朝首脳会談後、初めてとなる日米防衛相会談が行われました。北朝鮮が、核・ミサイルの完全な廃棄に向けて具体的な行動をとるよう防衛当局が連携するとともに、地域の抑止力をどう維持していくのか、協議したものと見られます。 中国、韓国に続いて日本を訪問したアメリカのマティス国防長官は、29日午前、東京・市ヶ谷の防衛省を訪れ、最初に、陸上自衛隊の儀じょう隊による栄誉礼を受けました。この後、午前9時すぎから、米朝首脳会談後、初めてとなる、小野寺防衛大臣とマティス国防長官による日米防衛相会談が行われました。 冒頭、小野寺大臣は、「北朝鮮問題で、外交的な取り組みを支えるため何を行うべきか改めて認識をすり合わせ、マティス長官の中国・韓国訪問を踏まえ地域の課題も議論したい」と述べました。 これに対してマティス長官は、「アメリカは同盟国と緊密に協議を続けており、地域の幅広い課題の議論を楽しみにしている」と述べました。そして、小野寺大臣の胸元の拉致被害者の救出を願うバッジについて、「何を意味しているのか、承知している。われわれも共にある」と述べ、拉致問題の解決に協力する姿勢を示しました。 会談では、北朝鮮が核・ミサイルを完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄に向けて、具体的な行動をとるよう、防衛当局としても連携していくことを確認したものと見られます。 また、8月の定例の米韓合同軍事演習などが中止されたことを受け、地域の抑止力をどう維持していくかをめぐっても、協議が行われたものとみられます。小野寺大臣とマティス長官は、このあと、会談の成果を発表することにしています。

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