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NY原油急伸、OPEC増産効果を疑問視

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【ニューヨーク=有光裕、 ウィーン=戸田雄】 22日の ニューヨーク原油先物市場は、 石油輸出国機構(OPEC)が合意した増産の 実効性を疑問視し、 急伸した。 代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の 8月渡し価格は、 前日比3【経済】
【ニューヨーク=有光裕、ウィーン=戸田雄】22日のニューヨーク原油先物市場は、石油輸出国機構(OPEC)が合意した増産の実効性を疑問視し、急伸した。代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の8月渡し価格は、前日比3・04ドル高の1バレル=68・58ドルで取引を終了した。終値として、5月下旬以来、約1か月ぶりの高値をつけた。
OPECは23日午前(日本時間23日夕)、ロシアなど非加盟国と閣僚級会合を開き、増産に向けた協調姿勢をアピールする見通しだ。
主要な産油国で構成するOPECは22日にウィーンの本部で総会を開き、7月から原油の生産量を現状より増やすことでまとまった。 OPECは2017年1月から日量約120万バレルを目指して減産を行ってきたが、政治の混乱でベネズエラなどの生産量が減り、減産量は目標を大幅に超えていた。

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