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力尽きたエース…日大鶴ケ丘・勝又、熱中症で救急搬送/西東京

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第100回全国高校野球選手権大会西東京大会(30日、 日大三5x-3日大鶴ケ丘、 神宮)最速152キロの 右腕、 勝又温史投手(3年)を擁する日大鶴ケ丘は、 西東京決勝…
第100回全国高校野球選手権大会西東京大会(30日、日大三5x-3日大鶴ケ丘、神宮)最速152キロの右腕、勝又温史投手(3年)を擁する日大鶴ケ丘は、西東京決勝で日大三に3-5でサヨナラ負けを喫した。
先発した勝又は一回、3番・日置に2ランを被弾も4番・大塚には初球に149キロをズバッと投げ込むなど遊ゴロ。5番・中村にはこの日最速の151キロをマーク。しかし、同点の九回一死一塁で、大塚に左越えのサヨナラ2ランを浴びた。154球を投げて完投しながらも7安打5失点で最後の夏を終えると、悔し涙をみせた。
まさにライバルの“日大対決”で燃え尽きた。試合後の表彰式には出席したが、ベンチに戻ると脱水症状をともなう熱中症で歩行も困難になり、神宮球場から救急車で東京都内の病院に搬送された。同校の責任教師によると、点滴による加療で回復に向かっているという。
視察したDeNA・吉田スカウト部長は「投打ともに素質がある」と“二刀流”を高評価。4年ぶり4度目の甲子園は逃したがプロ球団からは熱視線が注がれる。今夏の悔しさを糧にエースは前へ進む。 (川並温美)
捕手として勝又と組んできた日大鶴ケ丘・斎藤主将(3年) 「勝又に認めてもらおうと思って練習してきた。下手なキャッチャーだけど、信頼して投げてくれてありがとうと言いたいです」
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