西日本豪雨から6日で1か月ですが、 農林水産関係の 被害額は、 6日正午の 時点で2400億円を超えました。 被害額は今後、 さらに…
西日本豪雨から6日で1か月ですが、農林水産関係の被害額は、6日正午の時点で2400億円を超えました。被害額は今後、さらに増える見通しで、農林水産省は農業用ハウスの復旧への助成などの支援策を活用してほしいとしています。 農林水産省のまとめによりますと、先月の西日本を中心とした記録的な豪雨などによる農林水産関係の被害額は、6日正午の時点で合わせて2489億7000万円に上りました。 最も多いのは、ため池が決壊するなど農地や農業用施設の被害で、1320億2000万円に上っています。 次いで、土砂崩れで樹木が流されたり、林道が壊れたりといった林野関係の被害額が1023億8000万円、ぶどうやみかんの木が流されるなど、農作物などの被害額は126億9000万円となっています。 農林水産省は、農作物を中心に被害額はさらに増える見通しだとしていて、被害の全容把握に努めることにしています。 また、支援策として農業用ハウスの修理などの経費の一部を補助したり、被災した農家などが新たに融資を受ける際に国が5年間、利子を肩代わりしたりすることを用意していることから積極的な活用を呼びかけています。