東京・ 町田市の 高齢者向け住宅で69歳の 女性が頭を殴られて殺害された事件で、 部屋の タンスの 引き出しに血の 痕が残されていたこ…
東京・町田市の高齢者向け住宅で69歳の女性が頭を殴られて殺害された事件で、部屋のタンスの引き出しに血の痕が残されていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。犯人がタンスを物色する際にみずからの手についた血が付着したものとみられ、警視庁は、何の目的で部屋に侵入したのか捜査しています。 21日午前６時すぎ、東京・町田市鶴川にある介護サービス付き高齢者向け住宅の１室で、入居者の関初枝さん（69）が頭から血を流して死亡しているのが見つかり、警視庁は殺人事件として捜査しています。 関さんは、肺の病気のため常時使っていた携帯用の酸素吸入器を装着した状態で倒れていて、警視庁が遺体を詳しく調べたところ、頭には鈍器のようなもので殴られ、骨が陥没するほどの長さ10センチほどの傷があり、これが致命傷になったことがわかりました。 関さんの部屋はタンスなどが荒らされていて、警視庁のその後の調べで、タンスの引き出しや衣類などを入れていた箱に血の痕が残されていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 関さんを殺害する際に飛び散った血ではなく、犯人がタンスを物色する際にみずからの手についた血が付着したものとみられています。 一方で、関さんの財布は部屋の中に残されたままだったということです。 警視庁は、犯人が何の目的で部屋に侵入したのか捜査しています。
