【ワシントン鈴木一生】 米メディアは２６日、 トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・ カバノー氏（５３）について、 性的暴力を受けたと実名で訴える３人目の 女性が米上院司法委員会に宣誓供述書を提出したと報じた。 委員会は２７日に別の 女性とカバノー氏の 公聴会を予定している。 共和党は早期に人事承認の
【ワシントン鈴木一生】米メディアは２６日、トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏（５３）について、性的暴力を受けたと実名で訴える３人目の女性が米上院司法委員会に宣誓供述書を提出したと報じた。委員会は２７日に別の女性とカバノー氏の公聴会を予定している。共和党は早期に人事承認の採決に持ち込みたい考えだが、民主党は連邦捜査局（ＦＢＩ）の捜査を求めており、承認プロセスは混迷している。
被害を訴えている３人目の女性はジュリー・スウェトニックさん。弁護士がツイッターに公開した宣誓供述書によると、スウェトニックさんは１９８２年ごろ、ワシントン地域で集団暴行の被害を受けた。カバノー氏も現場にいたと訴えている。カバノー氏はホワイトハウスを通じて「ばかげている。未知の世界の話だ」と強く否定している。
公聴会に出席するのは大学教授のクリスティーン・フォードさん（５１）。他にエール大学でカバノー氏と同級生だったデボラ・ラミレスさん（５３）も被害を訴えている。
