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「メディアはヒステリー」サウジ外相 殺害事件報道で

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サウジアラビア人の ジャーナリストがトルコにある総領事館で殺害された事件をめぐり、 ムハンマド皇太子の 関与を問う声があがって…
サウジアラビア人のジャーナリストがトルコにある総領事館で殺害された事件をめぐり、ムハンマド皇太子の関与を問う声があがっていることに対して、サウジアラビアの外相は「メディアはヒステリーになっている。捜査をしている最中に有罪と決めつけるべきではない」などと持論を展開してメディアを批判しました。 中東の安全保障について話し合う国際会議が27日、バーレーンの首都マナマで開かれ、湾岸諸国の閣僚のほかアメリカのマティス国防長官、それに日本の河野外務大臣が出席しました。 会議では、トルコにあるサウジアラビア総領事館でジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された事件について、参加した専門家などからサウジアラビアのムハンマド皇太子の指示があったのかどうか、質問が相次ぎました。 これに対してサウジアラビアのジュベイル外相は、「メディアはヒステリーになっている。捜査をしている最中に有罪と決めつけるべきではない」などと持論を展開してメディアを批判しました。 また、この事件で逮捕された18人の容疑者についてトルコ政府が身柄の引き渡しを求めていることについては、「サウジアラビア国内で訴追される」と述べて、拒否する方針を示しました。 一方、アメリカのマティス国防長官は「在外公館でのカショギ氏の殺害は大きな懸念だ。地域の安定を損なうおそれがある」と述べて、こうした事件は容認できないという姿勢を強調しました。

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