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「自分のジャブ突き通せた」完勝の拳四朗

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WBCライトフライ級王者の 拳四朗VSミラン・ メリンド 試合後、 拳四朗の 顔にほとんど傷はなかった。 元世界王者を終始手玉に取っての 完勝。 「良い距離感を保てた。 自分の ジャブを突き通せた」 とトレードマークの 笑顔がはじけた。
試合後、拳四朗の顔にほとんど傷はなかった。元世界王者を終始手玉に取っての完勝。「良い距離感を保てた。自分のジャブを突き通せた」とトレードマークの笑顔がはじけた。
三回、左ジャブでリズムを作ると、前掛かりになったメリンドに的確に右フックを合わせ、主導権を握った。「冷静に自分のペースで試合ができた」と、四回以降は相手が距離を詰めれば、すぐに引いて空振りを誘発。攻めては上下に打ち分け、最後はパンチで切った額からの出血が激しくなった相手を見て、レフェリーが試合を止めた。
昨年5月に世界3階級制覇の実績のある八重樫東(大橋)に一回TKO勝ちしたメリンド対策として、好戦的な選手と約60ラウンドのスパーリングを重ねた。「自分が(パンチを)当てられるし、よけられる距離間をつかめた」と手応えをつかみ、この日の快勝につなげた。「強い選手からパンチをもらわなかったことは自信になる。スタイルが完成してきた」と自賛した。
試合後、「防衛を重ねていきたい。(連続防衛の日本記録を持つ)具志堅(用高)さんを超える大物になりたい」と語った王者。長期政権への期待を抱かせる勝利となった。【真下信幸】

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