【ワシントン共同】 トランプ米大統領は２９日、 両親が米国籍を持たなくても米国で出生した子どもに国籍を与える「出生地主義」 制度の 廃止を検討していると明らかにした。 制度は合衆国憲法に根拠があるが、 大統領令で廃止する意向。 実現すれば米移民政策の 大転換となる。 ニュースサイトの アクシオスが３０日、 トランプ氏の インタビューを伝えた。 トラン…
【ワシントン共同】トランプ米大統領は２９日、両親が米国籍を持たなくても米国で出生した子どもに国籍を与える「出生地主義」制度の廃止を検討していると明らかにした。制度は合衆国憲法に根拠があるが、大統領令で廃止する意向。実現すれば米移民政策の大転換となる。 ニュースサイトのアクシオスが３０日、トランプ氏のインタビューを伝えた。トランプ政権は１１月６日の中間選挙を控え、不法移民対策で強硬姿勢をアピールし、保守層の取り込みを図る狙いとみられる。 しかし共和党のライアン下院議長は米メディアに「大統領令で廃止することはできない」と指摘。法律専門家にも違憲との声がある。
